安全保障

沖縄独立運動や憲法9条改正反対運動に中国共産党の工作あり! 仏国防省傘下の研究機関が報告書まとめる!(朝香 豊)


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

中国共産党政権は「三戦」と「統一戦線」を組み合わせ、西側の民主主義国に影響をもたらす活動を展開している。

「三戦」とは「心理戦」「世論戦」「法律戦」である。「心理戦」は相手を萎縮させるように持ち込む戦いであり、「世論戦」は大衆の心を形成する戦いであり、「法律戦」は自らの主張に法律論を咬ませることで相手を威圧しようとする戦いだ。「三戦」はこれら3つを使うことで、人間の意識や発言をコントロールしようとするものである。

「統一戦線」とは、中国共産党の仲間となる組織を育て、連携させるものである。マスコミ、政治家、芸能界、言論人、企業人、市民グループなどに対して直接・間接の働きかけを行い、結果的に中国共産党にとって望ましい立場を取らせていくことである。

中国共産党に対して厳しい意見を持つ政治家や言論人を「右翼」「タカ派」だとレッテル張りをして排除するよう仕向けるとか、中国に対する軍事的脅威が高まる研究を阻止するようにしながら、一方で高度な研究内容が中国に流れやすくするなどというのも、「統一戦線」工作を通じて行われる。

トランプ政権時の国務次官だったスティルウェル氏は、中国共産党が何千もの海外グループを活用して、政治的影響力を行使し、中国の体制に反対する運動を抑圧し、機密情報を集め、中国への技術移転を促進していることを指摘している。この自分の仲間として動いてくれる海外グループの組織化が「統一戦線」である。

但し、中国から「統一戦線」的に扱われている組織は、自分たちが中国共産党を支援している意識を必ずしも持っているわけではないし、そもそも中国共産党から働きかけを受けていることを意識しているとも限らない。むしろ、中国共産党を支援する意識や中国共産党から働きかけを受けている意識を持っている人は圧倒的な少数派だろう。彼らは工作において露骨なやり方は普通は取らないからだ。このため「あいつらは中国共産党の工作員だ!」のような決めつけをして非難しても、彼らにはその自覚は全くないため、不当なレッテル張りだとしか当人たちには感じられないのが普通である。

さて、フランスの国防省傘下の軍事大学にある戦略研究所(IRSEM)が、世界で影響力拡大を狙う中国の戦略についての報告書「中国の影響力工作ーマキャベリズムの時代」(英訳だと Chinese influence operations – a Machiavelli moment)を発表した。まとめるのに2年を要したとされ、650ページもある本格的なものだ。

この報告書は近年中国の影響力工作はかなり強化されていることを記述し、またマキャベリの「君主論」を引用して、中国は好かれるより恐れられる方がいいと考えていると述べている。

この文書は多岐にわたる記述があり、沖縄への関与に関して触れているところもあることを、産経新聞が報じた。中国が沖縄独立派を招いて学術交流を促したり、中国人が米軍基地近辺で不動産投資を進めるなどの動きもあることを列記した。

中国が沖縄独立派だけでなく、憲法9条改正への反対運動や米軍基地への抗議運動を支援して、日本の国防力強化を阻止する動きに出ていることも記述されているとのことだ。

こういったことはフランスにわざわざ指摘されなくても、日本の保守派にとっては常識に属するような話だが、こうした内容を朝日新聞やNHKに代表される主要メディアは果たして日本国内で報道してきただろうか。ほぼ行っていないだろう。

彼らは日本の体制を嫌っているだけで、中国共産党を支援しようという意識は恐らくないとは思うが、その感情にうまく付け込まれて反中国共産党的な動きがしにくいように、知らず知らずのうちに工作をされているわけである。だから当人たちにはその自覚がまずない。リベラルっぽい報道・発言をしておいた方が無難という空気に突き動かされ、そのレベルで報道・発言をしている人たちも多いだろう。

このため彼らはフランスの国防大学系の研究機関でこのような文書がまとめられたという事実を知っても、これを報じることをためらってしまうのだ。そしてそのためらう意識に中国の工作が影響していることなど全く気づいていないのである。

中国共産党が目に見えにくい工作を行っていること、その結果自分たちが統一戦線工作に利用されている可能性があることを考えてもらいたいものである。

 
 
無料のメルマガの登録をぜひともお願いしたい。(このブログ記事の下↓に登録フォームあり)

※ 日本再興のために、以下のバナーをポチッとしていただけると助かります。


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

マルクス主義や批判的人種理論が米軍内で浸透! これを批判する将校が除隊に!(朝香 豊)


https://nippon-saikou.com/6706

中国への技術流出を防げ! あまりに甘い日本の大学!(朝香 豊)


https://nippon-saikou.com/6679

アメリカの個人情報の80%は完全に中国に盗まれている! 米元高官が議会証言!(朝香 豊)


https://nippon-saikou.com/6638

www.rfi.frの記事
https://www.rfi.fr/en/international/20210922-french-study-warns-of-the-massive-scale-of-chinese-influence-around-the-world
www.sankei.comの記事
https://www.sankei.com/article/20211005-NUUIDJNRFBNITCGK6V4WJGAFHY/
「中国の影響力工作」レポートの画像
https://www.demdigest.org/wp-content/uploads/2021/09/china-influence-ops.jpg

無料メルマガ

最新情報やプレゼント特典などをメール配信しています!メルマガでのみ公開しているネタあり!今すぐ無料登録しましょう!

ピックアップ記事

  1. 進む日台離反工作! 工作に乗せられていないか、冷静に考え直そう!(朝香 豊)
  2. 人民元のデジタル通貨化に秘められた野望を見逃すな!
  3. もうこれ以上、静かにしてはいられない! 文在寅政権に対して、アメリカは怒りを隠さ…
  4. パイプラインへのサイバー攻撃で、アメリカ東部は大混乱! 黒幕は本当にロシアか?(…
  5. フェイスブックは特定の方向性のみを支持! ザッカーバーグが認める!(朝香 豊)

関連記事

  1. 安全保障

    習近平が人民解放軍に戦争準備を司令! いつでも動けるようにしろ!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!中国…

  2. 安全保障

    厚生労働省がサボタージュ?? 新型肺炎対応! (朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!厚生…

  3. 安全保障

    中国の統計は信用ならない! あのイランも言い出す!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!イラ…

  4. 安全保障

    アメリカ以外にも広がる中共批判! 新型コロナウイルスで!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!アメ…

  5. 安全保障

    WHOの恐るべき中国忖度の実態! 武漢に行っても調査はせず!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!WH…

  6. 安全保障

    中国外しでサプライチェーンを組み直す! アメリカ!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!トラ…

無料メルマガ

おすすめ記事

アーカイブ

  1. 人権・民主主義

    「金正恩氏を愛する」と書かれている本を、文在寅大統領が推薦!(朝香 豊)
  2. 安全保障

    新型原発「高温ガス炉」が日本を救う! 日本政府は大胆な投資を行え!(松尾 利昭)…
  3. 安全保障

    台湾のTSMCがファーウェイからの受注を停止! 中国に大打撃!(朝香 豊)
  4. 経済

    有機EL 世界初の新技術生産ラインを日本に整備!(朝香 豊)
  5. 安全保障

    韓国の領土のはずが、そこには北朝鮮の基地ができていた!
PAGE TOP