ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は、アメリカの黒人男性ジョージ・フロイド氏の死亡で抗議活動が全米に広がっている事件を受け、「人種差別の容認や看過はできない」と述べた。
だがフランシスコ教皇は、中国でもっと激しく行われているウイグル人・チベット人などに対する人種差別や暴力には、一切口をつぐんできた。
香港で繰り広げられている警察による暴力は、人種差別ではないかもしれないが、こちらもとても容認できるような暴力ではないだろう。
こういう暴力にもフランシスコ教皇は完全に沈黙を貫いてきた。
この落差は一体何なんだ。
今回の事件は、政府が権力を背景にして、警官に黒人を不当に扱わせて死に至らしめたといったものではない。
トランプ政権もミネソタ州政府も、今回の警官の行為を容認しているわけではない。
抗議活動への対処の仕方が適切ではないという批判はあるかもしれないが、それならば選挙で落選させればいいだけのことだ。
それができるのが民主主義国のあり方だ。
これに対して中国では政府自身が権力を背景に、不当な人種差別を行わせている。
その政府を人々が不信任にできる仕組みはない。
完全な独裁政権だ。
亡くなった黒人は1人かもしれないが、これはアメリカに住む黒人全体に関わる大問題なのだという主張もわからないではない。
だが、数百万人のウイグル人が強制収容所に収容されている中国とは、その深刻さは比較にはならないだろう。
しかも彼らは臓器を奪われて命を落としている例もあるとさえ指摘されているのだ。
こう見ると、フランシスコ教皇の偽善ぶりが浮き彫りになる。
フランシスコ教皇に対する不信感は、そのままカトリックに対する不信感にもつながってしまう。
全世界のカトリック信者の方々には、フランシスコ教皇に中国のことで声を上げるように、動いてもらいたいものだ。
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