三菱重工業は国産初のジェット旅客機「三菱スペースジェット」(MSJ)の事業化を事実上凍結すると正式に表明した。
事業凍結の話は一旦は「ガセ」扱いされたが、正式に決まったようだ。
2019年度は1300億円程度、2020年度は600億円程度あった開発費を、今後3年間は200億円程度まで減らすとし、大規模な予算が必要な飛行試験は見合わせるという。
これまでの飛行試験のデータを使って、商業運行に必要な型式証明の取得作業は続けるとのことだ。
航空機産業は非常に裾野が広い。
MSJ開発が順調に成功し、量産体制に入っていれば、中部の産業界にとってそのメリットは非常に絶大であったろう。
航空機産業の基盤が整えば、国産軍用機の基盤もさらに整う形になっただろう。
こうした点からも実に残念だ。
三菱重工が議決権のない株式(優先株)を発行し、それを政府系金融機関が引き受け、その後日銀に売却するなどのスキームを作って、三菱重工を金融的に支援できないものだろうか。
また、これとは別途に国産軍用ドローンの開発を進めて、これを産業として育てるようなプロジェクトは作れないだろうか。
航空産業の育成策を、国防の観点も絡めて政府には積極的に考えてもらいたいものだ。
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ネタ元の日経新聞の記事
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日経新聞からの引用画像(三菱スペースジェットMSJ)
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月刊「事業構想」からの引用画像(航空宇宙産業の裾野)
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